「失われし文房四宝を求めて」早川忠文 天来書院
サイズ:A5
頁:200頁
◉中国・日本の筆墨硯紙の変遷が見てわかる、 これまでになかった文房四宝の現代史。
かつて書家や文人が求めてやまなかった中国の筆・墨・硯・紙はまぎれもない最高級品でした。しかし文化大革命を境に、中国文房四宝は品質低下、価格の乱高下、真贋入り混じる混迷の最中にあります。
そして日本では、戦後の現代書誕生に呼応するように新たな道具が生まれ、一方で顧みられなくなった文化があります。
著者の早川忠文氏は、中国文房具を販売する書道用品店「株式会社精華堂」の営業部長として、激変を続ける中国文房四宝を長年取り扱って来ました。書家が切実に求めるより良い商品の紹介のため、確かな情報の収集に努め、それだけでなく自らもコレクションしながら実証的に知識を蓄積してきました。その知見と情熱には書道界から厚い信頼が寄せられています。
本書は、著者自身のコレクションを用いながら現代の中国文房四宝の変遷を検証していく初のドキュメントです。

