箱書で学ぶくずし字の基礎
茶会・稽古で迷わないコツ
橘 倫子/著
四六判176頁
これからくずし字の勉強を始める方に必携の入門書
茶会の待合で箱書を目にしたとき、そこに認められた文字が読めず、もどかしい経験をされたことはありませんか? 本書は、実際に茶道具の箱書を例に挙げ、文字を解読しながら、くずし字を読むための基礎知識や箱書に頻出する言い回しなどをわかりやすく解説しています。
月刊『淡交』で平成23年から二年間連載した「茶会で役立つ箱書の手引き―くずし字の基礎と解読―」をもとに加筆・修正し、さらに紹介するくずし字の数も増やして一冊にまとめました。箱書でよく目にするくずし字が約300文字収録されています。
短時間でくずし字の勉強ができるように工夫された構成になっており、茶会に出かける際やちょっとした空き時間に読み進めることができます。これからくずし字の勉強を始める方に必携の入門書です。
【日本図書館協会選定図書】