「書」の近代――その在りかをめぐる理論と制度 柳田さやか 森話社
A5判/368頁
「書」の近代――その在りかをめぐる理論と制度 柳田さやか 森話社
A5判/368頁
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序章
[第一部] 「書」の揺動──「美術」の誕生と形成(明治初期~明治一〇年代)
第一章 「書ハ美術ナラス」論争の諸論点
第二章 博物館における「古物」観と「書画」
第三章 内国勧業博覧会・竜池会における「書画」
[第二部] 「書画」の分離──「美術」制度の確立(明治二〇年代~明治三〇年代)
第四章 「書ハ美術ナラス」論争の影響と展開
第五章 内国勧業博覧会・日本美術協会における「書画」分離
第六章 博物館・東京美術学校における「書画」分離と「書道史」形成
[第三部] 「書」の自立──「東洋美術」の再評価(明治四〇年代~大正初期)
第七章 「美術」の相対化と「書」の自立
第八章 書家達の自立と文部省美術展覧会・博覧会
第九章 「書」の出版の自立
[第四部] 「書」の普及と体系化──「美術」から「芸術」へ(大正一〇年代~昭和二〇年)
第十章 「書」の「芸術」論とその普及 第十一章 展覧会・博物館・学校教育における「書」の普及
第十一章 展覧会・博物館・学校教育における「書」の普及
第十二章 出版における「書道史」の体系化
終章
参考文献
図版出典
あとがき
事項索引
人名索引